かなり楽しく歌います

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明日は いよいよ 決勝進出の鍵を握る、対 デンマーク戦 だそうな。
そこで、前回の 対 オランダ戦 同様、デンマーク産の ジャズ を。

デンマークというのは、以前 Kenny Drew の巻 でも ご紹介しましたが、
アメリカの ジャズ ミュージシャンが 一時 多く 訪れたり、移住したりし、
その影響もあり、今でも ジャズが とても 盛んで、北欧ジャズ と 呼ばれています。

その中から、若手ピアニストの Magnus Hjorth (マグナス・ヨルト)をご紹介します。

調べても 経歴が 見つからなかったので、おいくつなのか 生まれがどこなのか
まったく わかりませんが、コペンハーゲンのジャズクラブを中心に 活動なさっており、
来日公演(ツアー)も 2回ほど なさっています。

まずは、来日なさった時のメンバーらしい、トリオで しっとりとした、
"Someone To Watch Over Me"(邦題:誰かが私を見つめている)を どうぞー。

Magnus Hjorth Trio / Someone To Watch Over Me (2010)】



まぁ、とりたてて どうってことはないのですが、美しい音ですね。


そして、デンマークのジャズシンガー、Malene Mortensen(マレン・モーテンセン)の
ステージから、熱のこもった ベースソロが 格好良いですよ~。

Malene Mortensen Group / Temptation(2009)】

Malene Mortensen(vo) Calle Ringström(g) 
Magnus Hjorth(pf,key) Petter Eldh(b) Snorre Kirk(ds)



スキンヘッド!


ここで、もういっちょ、Malene Mortensen(マレン・モーテンセン)を。
2009年のアルバム 'Agony & Ecstasy' から、透明感のある "Enigma" です。

Malene Mortensen / Enigma (2009)】



よく伸びる声ですねー。そして、彼女のCDは ジャケットが 良いっ!
'With A Dream' なんかは、飾っておきたいくらい 素敵です。(いや、むしろ聴けよと)


さて、さらに 時を遡りますと、2008年のフェスティバルでも、
歌バンを なさってました。スキンヘッドで。

Benni Chawes Group(2008)】 ※途中で シャッター音が入ります。

Benni Chawes(vo) Maj Berit Guassora(tp)
Magnus Hjorth(pf) Kasper Tagel(b) Rasmus Lund(ds)



んー、あり か なし か と聞かれると、あり なんでしょうけど、
もうちょっと キーを上げるとかしたほうが いいんじゃないかなぁ とか、
んー、でも 男前だし 許されるのかな とか、色々 思ってしまいますね。
まぁ、でも きっかりと 歌われるよりかは、かえって これくらいのほうが いいのかな。
それにしても、男前だな。

それは ともかく、ピアノが いいですね~。
音数も 多すぎず、少なすぎず、歌バンとしては、理想的だと思います。
きっと 色々な 歌モノを 聴かれて、勉強も 沢山なさったでしょうね。


というわけで、本日の締めは ピアノソロで。

Magnus Hjorth Solo Piano(2009)】※ 途中で切れます。




スキンヘッドという 外見に 似つかわしくない、なかなか 古臭い表現があったり、
かと思えば、ちょっと ごりっと 弾いてみたりと、柔軟性、多様性があるピアノで、
これからの活躍が 期待できます。

ご興味を持たれた方は、是非 My Space の Magnus Hjorth Trio ページ を 訪れてください。
数曲、アルバムの中から アップされており、聴く事ができます。


本日のおまけ



恐らく ご本人ですwwwwww
めっちゃ、楽しそう!


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ウェスト コースト ジャズ より またまた 2名様 ごあんな~いの巻。

ですが、今回は 正当な理由があります。
それは、切っても切れないから!

例えば、チョコレート菓子の 「アポロ」の いちご と 普通のチョコ。
「たけのこの里」の クッキーと チョコ。
古くは 「ビスコ」の ビスケット と クリーム。

誰でも 一度は 無理やり分けて 食べたことは あるのでしょうが、
単品でも 美味しいけれど、一緒に食べると 益々 美味しいという 相乗効果。

そんな関係の このお二人を ご紹介します。

Dave Brubeck(デイヴ・ブルーベック) 1920年 コンコード・カリフォルニア州生まれ

御年 89歳 ご存命ですよ!

ブルーベックは、幼少の頃より お母さんの影響で クラシック ピアノの英才教育を受け、
そのせいもあってか、彼の作る作品は 変拍子が多く、ミュージカル も手がけています。

Paul Desmond(ポール・デズモンド)1924年 サンフランシスコ・カリフォルニア州生まれ

アル中でもあったらしいのですが、超のつく ヘビースモーカーで、
1977年 3月 30日 に 肺がんで 亡くなっています。
その年の 2月に NYで行われたコンサートが、彼の最後のステージになったのですが、
やはり、ブルーベックと 一緒でした。どうやら、メンバー全員が 彼がもう長くないと
ご存知だったようで、それはそれは 鬼気迫る迫力の 素晴らしいギグだったそうです。

さて、このお二人の出会いですが、The New York Times に 掲載された記事 によると、
1944年に 第二次世界大戦下の アメリカ軍のバンドで 30分ほど一緒に演奏したことが
きっかけで、その後 サンフランシスコのライブハウスで 再会し、
年下の ポールが デイブを雇う形で このコンビが 結成されました。

お二人の奏でるジャズは、一部の ジャズ評論家の方や モダン・ジャズ信者からの評価は
「ムード音楽だ」「イージーリスニングだ」と、非常に低いのですが・・・・

よく 聴いてみろっ!!!!!!!!! (ドドーン)

というわけで、本日は 「ムード音楽で 結構だね(笑)」と 天国で笑っていそうな
ポール・デズモンド と デイブ・ブルーベック の特集です。

ゴリゴリの方も、そうでない方も、是非 お聴きいただき、
美しい お二人の音の世界を 楽しんでいただければと思います。

まずは、1953年の ロスでのライブ録音 "Stardust" から どうぞー。

Dave Brubeck & Paul Desmond / Stardust (1953)】

Dave Brubeck(pf) Paul Desmond(as)
Ron Crotty(b) Lloyd Davis(ds)




そして、1959年にリリースされた 傑作アルバム 'Time Out' より、
「もう こうなると オーケストラじゃないか」という 変拍子大好きっぷりの
"Blue Rondo A La Turk" を お楽しみいただきましょう。

The Dave Brubeck Quartet / Blue Rondo A La Turk(1959)】



強引な展開だなー。


その 傑作アルバム 'Time Out' に 収録された、
お二人の代表曲であり、大ヒット曲となる "Take Five" を どうぞー。

The Dave Brubeck Quartet / Take Five (1961)】

Dave Brubeck(pf) Paul Desmond(as)
Gene Wright(b) Joe Morello(ds)




そして、私が密かに 名盤じゃないかと 思っている
ポール・デズモンドの 1963年のリーダーアルバム 'Take Ten' に収録された、
"Take Five" と 同じ進行の「続編」ともいわれる "Take Ten" も どうぞー。

Paul Desmond / Take Ten (1963)】

Paul Desmond(as)
Jim Hall(g) Eugene Cherico(b) Connie Kay(ds)



この アルバム 'Take Ten' に収録されている "Alone Together" や "黒いオルフェ" も
本当に 素晴らしい作品で、購入して損はないと思いますし、
手放せない 一枚になると 思いますよー。(本気と書いて マジ です。)


そして、かえって 珍しいんじゃないかなー?
ジャズ の スタンダード中の スタンダード、"Take The "A" Train" ですぞー。

9'21" くらいの ドラムの技も、何気に 格好良いので それにも 注目してくださいね。

The Dave Brubeck Quartet / Take The "A" Train(1966)】

Dave Brubeck(pf) Paul Desmond(as)
Eugene Wright(b) Joe Morello(ds)



NYの地下鉄というより、オリエント急行 みたいな。
よく わからない例えで すみません・・・。

確かに ゴリゴリタイプじゃないから、バッパーには 物足りない と感じる部分が
あるのも解りますが、ってか、ブルーベックのフレーズが 凄い事になってるんですが・・・

これでも まだ ジャズじゃないと?

じゃあ、一体 何が ジャズなんだよ? と 逆に 聞きたいくらいな気分にさせてくれる
すんごい A列車どころか S列車でした。

あー、NYのS列車は 一区間だけしか走っておらず しかも
別段 ゴージャス仕様ではありませんので、ご乗車の際には お気をつけください。

ついでといってはなんですが、NYの地下鉄路線地図 こちらを見ていただくと
解るんですが、ジャズのメッカであった 「コットンクラブ」へ 行く(来る)には
「"A" 列車に 乗りなされー」という 曲で、首都圏の方でいうと 中央特快 みたいなもので、
関西圏の方だと 新快速 みたいな。(他の地域のことは わからないので、ごめんなさい。)


さて、本日の締めは こちら!
オードリー・ヘップバーンの美しさに捧げられた "Audrey" を。

The Dave Brubeck Quartet / Audrey

Dave Brubeck(pf) Paul Desmond(as)
Bob Bates(b) Joe Dodge(ds)



実に 美しい!


お二人のように、「伴侶」とも呼ぶべき パートナーに出会えることこそが、
至上の幸せって 奴なんでしょうなぁ・・・。



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ジャズメン という言葉はあるのに、ジャズウィメン という言葉はありません。

女性で ジャズ というと、もっぱら ボーカルばかりで、ジャズメンと 肩を並べて
楽器を ゴリゴリ弾くタイプの ミュージシャンは とても 数が少ないのです。

最近では、日本人でも ジャズを演奏する 女性ミュージシャンが ちらほらと 登場していますが、
歴史を遡ると、一人の 女性 ジャズ ピアニストが、「女だって ジャズやるんだかんね!」と
主張し、その道を 開いてくれたのだと 感じます。その 素敵な女性の名前は、

Mary Lou Williams(メアリー・ルー・ウィリアムズ) 1910年 ジョージア州生まれ

ジョージア州で生まれていますが、育ったのは、ペンシルバニア州のピッツバーグで、
小さい時から ピアノを弾くのが 大好きだったようで、先生にもつかずに、
まったくの独学で ピアノを習得し、6才の頃には 既に 兄姉達のパーティーで 演奏していたとか。

そして、7才の頃には 地元のクラブや公民館などで 演奏会が 何度も催されていたそうで、
当時「the little piano girl of East Liberty」と 呼ばれ、かなり 有名になっていたそうです。

本格的な ジャズピアニスト(プロ)としての 彼女のキャリアは、
14歳で "The Orpheum Circuit" に迎えられ、その翌年には まだまだ小さなバンドだった
"The Washingtonians" のリーダーだった デューク・エリントンに誘われ、
一緒に 演奏するところから 始まっています。

・・・にしても、ここまで 独学。頼りは ラジオから流れてくる ブルースやジャズのみ。

きっと、今の時代のように 音源もすぐ簡単に入手できる、教えてくれる先生もいる、
教科書だって きちんと 揃っていて、音楽を勉強するための環境が整っている 恵まれた状態の
私達 若い世代のミュージシャンよりも、はるかに 音楽を 渇望なさっていたでしょうし、
その貪欲さが 彼女を どんどん のし上げて行ったのではないかと考えます。

こんな逸話が残っています。
夜中の3時、McKinney's Cotton Pickers と一緒に 出演していた Harlem's Rhythm Club に、
ルイ・アームストロングが ふらっと 入店し、彼女の演奏に 耳を傾けていました。
そして、その後 ルイが 彼女のところまで やってきて、キスしたそうです。

というわけで、彼女の人生を追っかけるより先に、
その ルイ・アームストロング の目に留まり キスしたくなった
彼女の魅力的な演奏を お聴きいただきたいと思います。

※ さすがに 子供の頃の映像は残っていませんでしたので、
  かなり大人になった彼女のソロ演奏です。

Mary Lou Williams / The Man I Love (1978)】



とても力強い演奏で 驚いた方も 多いのじゃないでしょうか。
それでいて、女性らしい柔らかさもあり チャーミングな音に 耳が釘付けになりました。
私も すぐに 駆け寄って キスしたい気分です。


彼女は 特出した才能だけでなく、魅力の持ち主でもありましたので、
その後、結婚したり 離婚したり 結婚したり 離婚したり 結婚したり 離婚していますが、
(この辺り 中略 です)
その間にも、演奏家としてだけでなく、作曲家としても デューク・エリントンや
ベニー・グッドマンから 評価され、スウィング時代を代表する 作曲家と認められました。

1940年代には、ニューヨークに移り住み、若いミュージシャンの為の
ジャズ ワークショップを開くようになり、そこに集まるようになった
ディジー・ガレスピー や セロニアス・モンク、そして チャーリー・パーカーと
いった 新しい ジャズ、ビバップ の先駆者達 の先生となります。

もちろん 彼女自身も 彼らから刺激を受け、ビバップ、ハードバップ、そして
フリージャズへと、演奏スタイルを ブギウギ、ブルース や スウィング から
変えていくことにも つながりました。

その頃の 彼女の新しい試み、全て 女性のミュージシャンによるバンド、
Mary Lou Williams's Girl Stars の "He's Funny That Way" を どうぞー。

Mary Lou Williams / He's Funny That Way (1946)】

Mary Osborne (vo) Mary Lou Williams(pf) Bridget O'Flynn(vib) Bea Taylor(b)



レコードの雑音が 心地よいです。


ご紹介したい曲は いっぱい あるのですが、
これは はずせないっ! というものだけを ピックアップすると、
まず 最初に 思い浮かぶのは、1963年のリーダーアルバム 'Black Christ of the Andes' です。

ゴスペル色の強いアルバムで、「ゴリゴリのジャズは ちょっと・・・」 という
ブルースや ソウル好きな方には 断然 お勧めです。

Mary Lou Williams / Anima Christi (1963)】



やはり ゴスペルは アフリカンアメリカンである 彼女のルーツなんでしょうね。


'Black Christ of the Andes' のCD復刻版に 収録されている "Koolbonga" は、
レイ・チャールズの "What'd I Say"っぽい、R&B+ジャズ で、とっても 格好良いです。

Mary Lou Williams / Koolbonga (1963)】




彼女の作曲による この "The CREDO" も、大変 ファンキーで、ソウルフル!
「こんなのも ジャズなの!?」と 驚かれる方も いらっしゃるかもしれませんが、
一時期 8や16ビートの ジャズ ファンクと呼ばれるものが 大変 流行しました。

Mary Lou Williams Quintet / The CREDO




そして、続いては、1974年のリーダーアルバム 'Zoning' から、
私の大好きなナンバー、"Gloria" を お楽しみください。

(CD復刻版の 'Free Spirits' にも ボーナスとして収録されています)

Mary Lou Williams / Gloria(1974)】



明るい希望を胸に、いつか栄光を! と感じさせる メロディーラインが
印象的ですが、「ベースを強調しすぎ」という 批判も多かった作品です。


本日の締めとしては、1971年のリーダーアルバム 'Nite life' より、
ブルージーで リリカルな、彼女の ピアノソロ を 堪能していただきたく、
"What's Your Story, Morning Glory" を。

Mary Lou Williams / What's Your Story, Morning Glory(1971)】




彼女は、1981年に 腎臓癌でお亡くなりになったのですが、
最後の言葉が 「I did it, didn't I?」(私、やり遂げたわよね?)だったそうです。

彼女と、ジャズの先人達に 感謝!


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"ケニーなんとか"シリーズ(ついに シリーズ化!?)第三弾として、大変 不幸にも、
「ケニーなんとかギターの人」と 間違われることが多い ジャズ ピアニストのご紹介を。

Kenny Barron(ケニー・バロン) 1943年 ペンシルベニア州 フィラデルフィア生まれ

時に情熱的で 力強く、時に叙情的で ロマンティックな 彼のピアノスタイルは、
多くの人を魅了し、現在も アメリカ国内だけでなく、国際的な活躍をなさっています。
音数は 決して多い方ではないのですが、的確で、滑らない ピアノです。

その活躍は、グラミー賞 ジャズ部門にも 度々 ノミネートされている程、
素晴らしいものであるのにかかわらず、いまひとつ 印象に残らないのは、
代表作(ババーン!)とえる作品が 未だに ないところにあるのかもしれません。
ですが、実力派の 大変 素晴らしい ミュージシャンですので、
今回の特集で 是非 その名前を 覚えていただければと 思います。


彼の ジャズ ピアニスト としてのキャリアは、1960年代に
ディジー・ガレスピーのカルテットに 参加するところから 始まっています。

今回は、その ガレスピー クインテットの 爆笑ライブ映像から ご覧いただきましょう。

Dizzy Gillespie Quintet / Mmm Hmm (1965)】

Dizzy Gillespie(tp) James Moody(fl)
Kenny Barron(pf) Christopher White(b) Rudy Collins(ds)



「メンバー紹介をします。」って そっちかよwwww


そして、1973年に 初のリーダーアルバム 'Sunset To Dawn' リリースしました。
しかし、このアルバムは ハービー・ハンコックの影響を受けたのか、
また 時代の流れに 従ったのか、新しい事をしようと 模索した結果なのか、
ジャズアルバム というより エレキと パーカッションを 駆使した フュージョンアルバム で、
Kenny Barron 若さゆえの迷走 といった感が 拭えません。

まぁ、それはそれで とても 格好良いところも あるんですけれど、
私には ちょっと、難解過ぎるなぁ~ という印象です。

その初のリーダーアルバム 'Sunset To Dawn' より "Swamp Demon" を どうぞー。

Kenny Barron / Swamp Demon (1973)】

Bob Cranshaw、Freddie Waits、Richard Landrum、Warren Smith



ゴン太君、大活躍!


その一年後のリーダーアルバム 'Peruvian Blue' では、ギターに Ted Dunbar、
ベースに David Williams、ドラムに Albert "Tootie" Heath を迎え、
"Blue Monk" や "Here's That Rainy Day" などを録音し、
正統派のジャズアルバムに 仕上がっています。

更に翌年の 1975年のアルバム 'Lucifer' では、兄である テナーサックス奏者の
Bill Barron と共演するなど、リーダーとしても サイドマンとしても、
確実に ジャズ ピアノ の キャリアを重ねていきます。

同時に Empire State College に入学し、1978年に 学位を修得。

1980年代には、Tony williams 率いる The Superstar Quintet に参加し、
ジャズフェスティバルを中心に 全国を ツアーしています。
その中から "You Don't Know What Love Is?" のライブ映像をどうぞー。

(単に フレディーが 聴きたいだけちゃうんかいと・・・)

The Superstar Quintet / You Don't Know What Love Is? (1982)】

Tony Williams(ds) Freddie Hubbard(tp) Joe Henderson(ts)
Kenny Barron(pf) Ron Carter(b)



この "You Don't Know What Love Is?" は、Freddie Hubbard のリーダーアルバム
'Outpost' (1981)に 収録されており、ケニー・バロンも 参加しています。


ここで、少し 気分を換え、1991年のアルバム 'Lemuria-Seascape' より、
軽快な ラテンナンバー "Fungii Mama" を お楽しみください。

Kenny Barron Trio / Fungii Mama (1991)】

Kenny Barron(pf) Ray Drummond(b) Ben Riley(ds)



この辺りから、ようやく Kenny Barron の アイデンティティー が固まってくるのか、
音の一つ一つが はっきりとし、どのような音作りをしたいのかという方向性が見えてきます。


1980年代後半から 1990前半にかけては、Stan Getz と組み、
アルバム 'Bossas & Ballads - The Lost Sessions'(1989)や
デンマークでのライブ録音アルバム 'People Time'(1992)を リリースし、
全国(全世界)ツアーを 行っています。

そのアルバム 'People Time' に収録されている、至高のバラード "First Song" を どうぞー。

Stan Getz & Kenny Barron / First Song (1992)】



泣いていい。泣いていいんだよぅー。


1996年には、NYのライブハウス The Iridium(イリジウム) にて
ベーシストの Charlie Haden と デュオのライブを行い、大変 高い評価を受けました。
1998年に そのライブ録音が "Night and the City" として アルバム化されました。
そのアルバムから、怒涛のバラード "Body and Soul" を どうぞー。

Charlie Haden & Kenny Barron / Body and Soul (1996)】※最後が惜しい事に・・・




バラードが 2曲続くと、流石に 重たいので、気分を変えて、
ピアノ x ピアノ のデュオを。お相手は、新進気鋭 Brad Mehldau ですわよ、奥様!
お二人の見事な絡み合いを 楽しんでいただければなー と思います。

Kenny Barron & Brad Mehldau / Billie's Bounce (1999)】




この メルドーとのセッションで刺激を受けたのでしょうか。
突如 アグレッシブなピアノになります。
2000年の渾身のアルバム 'Spirit Song' から、
力強いソロ "Passion Dance" で、本日の特集を締めたいと思います。

Kenny Barron / Passion Dance (2000)】




いよいよ円熟期となり、彼が中心となって 旧友の Jay Leonhart、Al Fosterらと
Super Trio を結成し、2004年の スタンダードの名曲ばかりを収録したアルバム
'Super Standard' では、以前のような リリカルなピアノを聴く事ができます。
また、このアルバムは、ジャズ初心者の方には お勧めです。

近年では、今や 世界のトップベーシストとなられた 北川潔さんと トリオを組み、
2枚のアルバムをリリースする他、世界各地での ジャズフェスティバル参加するなど、
現在も 大変 独創的で精力的な活動を なさっています。

締めた後で、さらに以前にもご紹介した動画ですが、やはり 格好良いので、もう一度!

Kenny Barron Trio / New York Attitude (2007)】




時に 情熱的、時に 叙情的。
聴く度に その引き出しの多さに 驚かされます。
そして、それが ケニー・バロンの魅力だと思います。

因みに ケニー・バロンは 現在 マンハッタン・スクール・オブ・ミュージックで
教鞭をとられておられますので、彼に 教えを受けたい方は、留学なさってください。


はい、ここまでの復習です。

「ケニーなんとかのギターの人」→ケニー・バレル
「ケニーなんとかのピアノの人で 移住した旅三部作の人」→ケニー・ドリュー
「ケニーなんとかのギターの人と間違われるピアノの人」→ケニー・バロン

オッケーでしょうか?
では、この続きは また次回ということで。

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「ケニーなんとか」と なかなか 名前を思い出せない ミュージシャンの中で、
恐らく もっとも 活躍し、かつ 日本で 人気のある ジャズ ピアニストが この方。

Kenny Drew (ケニー・ドリュー) 1928年 ニューヨーク生まれ

1960年代に アメリカでのアフリカンアメリカンへの差別が原因で
ジャズミュージシャンが ヨーロッパに こぞって移住した際、
デンマークのコペンハーゲンに移住し、生涯 アメリカへは 戻らなかった(演奏旅行除く)
誇り高いミュージシャンで、その 凛とした姿勢が 音にも現れているように思います。

「旅三部作」と呼ばれるアルバム 'Impressons' 'Recollection' 'Expressions' では、
メロディックで 優しく 柔らかく 美しいサウンドを 奏でていますが、
私個人としては、サイドマンとして 活躍なさっていた頃の 軽やかな演奏の方が好きです。

サイドマンとしては、ジョン・コルトレーンの 'High Step' や 'Blue Train'、
デクスター・ゴードンの 'One Flight Up' や 'Daddy Plays The Horn' をはじめ
多くのミュージシャンのアルバムに 参加なさっています。

というわけで、まず最初に こちらから。

Clifford Brown All Stars による 1954年のアルバム 'BEST COAST JAZZ'。

このアルバムには、なんと 2曲しか 収録されていません。
A面が "Coronodo"、B面が "You Go to My Head" の2曲のみ。
ジャムセッションの一曲が いかに 長いかという 証のようなアルバムです。

(CD復刻版には、ボーナスで リハーサルバージョンの "Coronodo" が収録されています。)

A面の "Coronodo" を、ところどころ 編集し 短くしたものを どうぞー。

Clifford Brown All Stars / Coronodo (1954)】

Clifford Brown (tp) 
Herb Geller (as) Joe Maini (as) Walter Benton (ts)
Kenny Drew (p) Curtis Counce (b) Max Roach (ds)



出だしのピアノのフレーズか 良いですねー。
「つかみは オッケー!」みたいな。


続いては、ケニー・ドリュー 1960年のリーダーアルバム 'Undercurrent'。
リーダーアルバムなのに、ぜんぜん 目立っていないというか、
集めたメンバーが 凄いので どうも サイドマンでの参加的な印象で、
ケニー・ドリューのアルバムとしての評価は あまり高くないのですが、
私は、ハードバップの傑作だと 密かに 思っています。

(単に フレディーが聴きたいだけちゃうんかいと・・・)

そのアルバムの中から 比較的 聴きやすい "Lion's Den" を。

Kenny Drew / Lion's Den (1960)】

Kenny Drew(pf)
Hank Mobley(ts) Freddie Hubbard(tp) Sam Jones(b) Louis Hayes(ds)




そして、ケニー・ドリューが サイドマンとして参加している
ソニー・ロリンズ カルテットによる "Four" を。

Sonny Rollins Quartet / Four (1968)】

Sonny Rollins(ts)
Kenny Drew(pf) Niels-Henning Orsted Pedersen(b) Albert "Tootie" Heath(ds)



ソニー・ロリンズ の演奏に 珍しくムラがありませんよっ!


「ケニー・ドリューのアルバムだったら どれを買えばいい?」と聞かれたら、
先ほどの 'Undercurrent' も良いのですが、私は 迷わず 1974年のリーダーアルバム、
'Dark And Beautiful' (または 'Dark Beauty')を 強く強く お勧めしちゃいます。

もう とにかく 格好良いのですが、百語は一聴にしかず ということで、
そのアルバムの中から "Run Away" を どうぞー。

Kenny Drew Trio/ Run Away (1974)】

Kenny Drew(pf) Niels-Henning Orsted Pedersen(b) Albert "Tootie" Heath(ds)



ウッヒョー!


さて、この Kenny Drew Trio のライブ動画ですよー。
ペデルセンの神がかり的なソロを どうぞ ご堪能ください。

Kenny Drew Trio / Oleo

Kenny Drew(pf) Niels-Henning Orsted Pedersen(b) Alvin Queen(ds)




デンマーク の コペンハーゲン に移住なさったことは 冒頭に書きましたが、
そのデンマークのテレビ番組に出演し、デンマークの古いフォークソング、
"I skovens dybe stille ro" を ペデルセンと デュオで 演奏なさった映像が、
なんともいえず 気持ちが休まった 実に 良い曲でしたので、
これをもって 本日の締めにしたいと思います。

Niels Pedersen & Kenny Drew / I skovens dybe stille ro (1973)】




さて、ここで これまでの 復習をしておきましょうか。

「ケニーなんとかのギターの人」→ケニー・バレル
「ケニーなんとかのピアノの人で、ペデルセンと活動した 旅三部作の人」→ケニー・ドリュー

オッケーでしょうか?
では 続きはまた 次回ということで。

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