かなり楽しく歌います

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いやぁ~、蒸し暑い日が続いてますね。

湿気にも弱いけれど、暑さには もっと 弱い 元プリンセスな私(誰!?)は、
このところ、再び 布団の住民化しつつあります。
もうね、くたり具合が 腐りかけのもやし みたいになってるんですよ。

さて、こんな気分の時は、この方の 澄み切ったジャズは いかがでしょう。

Blue Mitchell(ブルー・ミッチェル) 1930年 マイアミ フロリダ州生まれ

本名は、リチャード・ミッチェルといいますが、トランペットを始めた
高校時代には、既に 「ブルー」と 呼ばれていたようです。

高校卒業後、プロのミュージシャンとして 活動をしていたところ、
キャノンボール・アダレイに 見初められ、1958年には 共演し
リバーサイドレーベル にて アルバムを録音しています。

そして、同年、ピアノの ホレイス・シルバー・クインテットに加入し、
ジャズミュージシャンとして 本格的なキャリアを スタートさせます。

彼の面白いところは、そのジャズミュージシャンとしてのキャリアが始まった
1958年、初のリーダー作を 録音しているのですが、
そのタイトルが 'Big 6' (ババーン!)

いやぁ~、新人、そして リーダーデビューにして 'BIG' ですからね。

自信もあったのでしょうし、大きな夢もあったのでしょうし、
なにより 若かったということもあるでしょう。

その昔、俳優の吉田栄作が アメリカへ 修行へ行く時に
「ジャンボになって 帰ってきます。」と にこやかに 言って 去ったらしいです。

・・・関係ないっすね。

ということで、前置きは これくらいにして 彼の音を 聴いていただきたいのですが、
今回の順番は 年代を追って ではなく、私が 聴きたい順 ということで。

まずは、1960年のリーダー作 'Blue's Moods' を ご紹介します。

このアルバムには、'Big 6' で 共演した ウィントン・ケリー と、
まかせて 安心、ベースのサム・ジョーンズ が 参加しています。

ブルー・ミッチェルは 帝王マイルスのような カリスマ性も ありませんし、
華のあるスタープレイヤー というタイプでもありません。

ですので、このアルバムも そういう意味では ガッツリ感もありませんし、
ゴリゴリ感も 全く ないのですが、「ジャズのコンボとは こうあるべきだ」という
お手本のような バランスの良い アルバムに仕上がっています。

悪く言うと、面白みに欠ける、はじけてない、新しさがない のですが、
音の素直さ、心地よいスウィング感、フレーズの素晴らしさには、耳を奪われます。

お勧めなのか お勧めしてないのか わからないコメントになりましたが、
私は、購入して 損はない と 断言できますよっ!

このアルバムからは、どこか懐かしい "I'll Close My Eyes" を どうぞー。

Blue Mitchell / I'll Close My Eyes (1960)】

Blue Mitchell(tp)
Wynton Kelly(pf) Sam Jones(b) Roy Brooks(ds)



なんていうんでしょう、この安心感? みたいなもの。
危険な香りがする異性に 魅力を感じていたけれど、実際付き合ってみると
疲れきって、優しくて暖かい家庭的な相手と 結婚しました、みたいな。


さて、ホレイス・シルバー・クインテットを 脱退した後、
1964年から 新人の チック・コリアを ピアノに迎え 自己のクインテットを結成し、
約5年に渡り 活動し、その間 7枚のアルバムをリリースしているのですが、
その中からは 1964年のアルバム 'The Thing To Do' を。

このアルバムは、ブルーノートレーベルらしい ジャケットで、
お部屋のインテリアとしても お薦めです。(いやいやいやいやwwwww)

このアルバムも、アンサンブルのお手本のような仕上がりになっおり、
いたって 普通のジャズアルバムではあるのですが、
実は 何気に 皆さん 小技を きかせまくっているので、
大変 聴き応えのある作品だと思います。

名盤扱いは 残念ながら されていませんが、何度も何度も 聴きたくなる、
そして 聴いていて 疲れない、そんな アルバムから
タイトルにもなりました "The Thing To Do" を どうぞー。

Blue Mitchell / The Thing To Do (1964)】

Blue Mitchell(tp) Junior Cook(ts)
Chick Corea(pf) Gene Taylor(b) Aloysius Foster(ds)



「普通」に 特化すると 凄いんだなー と。
・・・ って これまた わけのわからない 表現ですよね。すみません。


ここで、一曲 バラードを。

1959年のアルバム 'Blue Soul' には "Polka Dots And Moonbeams" という、
テナーと ボーンの入った素晴らしいバラードが 収録されていますが、
そのアルバムからは、"Park Avenue Petite" を。

Blue Mitchell / Park Avenue Petite (1959)】

Blue Mitchell(tp) Curtis Fuller(tb) Jimmy Heath(ts)
Wynton Kelly(pf) Sam Jones(b) Philly Joe Jones(ds)



ウィントン・ケリーのソロに 思わず、う~ん・・・ と 唸ってしまいました。
こういうことを 普通に出来るって 凄いな~ と。


自己クインテット前身となる 1962年のアルバム 'The Cup Bearers' では、
テナーとの 素晴らしいアンサンブルが 聴く事ができます。
その中で 秀逸なのが 一曲目に収められた こちらの "Turquoise" です。

Blue Mitchell / Turquoise (1962)】 

Blue Mitchell(tp) Junior Cook(ts)
Cedar Walton(pf) Gene Taylor(b) Roy Brooks(ds)



個人的には、ロイ・ブルックスのドラムが 非常に好みです。
地味とか 言わないでくださいよー。


ちょっと ここで 雰囲気を変えましょう。
晩年といっても 彼は 若くでなくなっているので、
ファンキーで ノリノリな作品が 多く残っているのですが、
その中から とっても 懐かしいサウンドは いかがでしょう。

1973年には、'The Last Tango = Blues' という、ディスコサウンドを前面に押した
アルバムが リリースされていますが、("Last Tango In Paris" が 収録されています)
同年リリースされた 'Graffiti Blues' から、"Dorado" を どうぞー。

Blue Mitchell / Dorado (1973)】



他のジャンルの音楽から ジャズに転向という方は 多いのですが、
彼の中に流れる、ソウルミュージックへの想い というのは
特別な何かが あったのでしょうね。
とても 丁寧に 吹いてらっしゃるなー と 感じました。


さて、本日の締めは、冒頭でもご紹介しましたが、
1964年の ジャズのお手本アルバム 'The Things To Do' の中から。

一曲目に 収録されています、明るく楽しい "Fungii Mama" を どうぞー。

Blue Mitchell / Fungii Mama (1964)】

Blue Mitchell(tp) Junior Cook(ts)
Chick Corea(pf) Gene Taylor(b) Aloysius Foster(ds)




ブルー・ミッチェルは、1972年頃より ソウル・ファンク・ロックのアルバムに
多数参加していますが、最晩年には やはり ジャズのアルバムをリリースしています。
そして、1979年、ロスアンゼルスの病院で、肺がんにて 他界。 49歳でした。

人々から愛される最大の理由は、彼の「普通さ」にあったのかもしれません。

高級レストランより、近所の定食屋。
サーロインステーキより、肉じゃが みたいな。

毎日のように、何度も食べても 飽きがこない「普遍さ」が、
彼の素晴らしさなんだろうなー と思います。


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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
まずは こちらを どうぞ!

Clifford Brown / Joy Spring (1954)】

Clifford Brown (tp)
Zoot Sims (ts) Bob Gordon (bs) Stu Williamson (vtb)
Russ Freeman (p) Joe Mondragon (b) Carson Smith (b) Shelly Manne (ds)



"春の喜び" といったところでしょうか。
1954年の アルバム 'Jazz Immortal' より、"Joy Spring" でした。
この美しい曲の作曲者が この方。

Clifford Brown (クリフォード・ブラウン) 1930年 デラウェア州生まれ

とにかく、軽やかで クリアで コロコロと 美しい珠が 転がるような 音色が
とても 印象的で 素晴らしい トランペット奏者です。

この "Joy Spring" は、クリフォード・ブラウンの代表曲だけあって、
他のアルバムにも 別バージョンで 収録されているのですが、
何故 このアルバム 'Jazz Immortal' のものを もってきたかというと、
ズート・シムズのソロが良いのと、アンサンブルが 素敵で、聴きやすいというのと、
とにかく このアルバムが 素晴らしい! という理由からです。

そして 特に このアルバムに収録されている "Daahoud" という
クリフォード・ブラウンの曲が べらぼーに格好良いのです。
なら、そっちを 紹介しろよって話ですが・・・。

さて、そのクリフォード・ブラウンですが、12歳頃から トランペットを吹き始め、
ディジー・ガレスピーとの出会いがあり 本格的に ジャズミュージシャンを目指すようになります。

フィラデルフィアでの活動中に チャーリー・パーカーと共演しますが、
彼を 反面教師とするかのように、クリフォード本人は、ドラッグを 一切やりませんでした。
そして、お酒も あまり 好きではなかったようです。

余談ですが、ジャズメン=ドラッグ のイメージがありますが、
最近のジャズメンの間では ドラッグはおろか 禁酒・禁煙 が 流行していたりして、
代わりに ジョギングや サイクリングなど 体力づくりを なさっている方も 多いのですョ。

で、話は クリフォード・ブラウンに戻り、
1953年には トロンボーン奏者の J.J.Johnson と 共演を果たします。

その共演アルバム 'The Eminent Jay Jay Johnson, Vol. 1' より、
鼻血ブー の "Turnpike" を どうぞー。

J.J.Johnson / Turnpike (1953)】

J.J.Johnson (tb) Clifford Brown (tp) Jimmy Heath (ts)
John Lewis (p) Percy Heath (b) Kenny Clarke (ds)



トロンボーンで この細かいフレーズは ヤバイヤバイヤバイ!


そして、1954年頃から、ドラムの マックス・ローチと共に 自己グループを結成。
数々の 名盤を 生み出すことになるのですが、まずは 1954年のアルバム 'In Concert' より、
文句なしの 名曲 "I Can't Get Started" を じっくりと お楽しみください。

Clifford Brown & Max Rroach Quintet / I Can't Get Started (1954)】

CliffordBrown (tp) Teddy Edwards (ts)
Carl Perkins (p) George Breadsaw (b) Max Roach (ds)




同じく 1954年には 歴史的名盤となる NYのライブハウス Birdland での ライブ録音、
アート・ブレイキーの リーダーアルバム 'A Night At BIRDLAND Vol.1' 'Vol.2' に参加。
その Vol.1 から "Split Kick" を どうぞー。

Art Blakey Quintet / Split Kick (1954)】※音量注意

Clifford Brown(tp) Lou Donaldson(as) 
Horace Silver(pf) Curly Russell(b) Art Blakey(ds)



冒頭で Pee Wee Marquette により「トランペットセンセーション」と紹介されていますが、
まさに そのアナウンスに 相応しい 素晴らしい演奏です。


そして、同じく 1954年、サラ・ヴォーンから ラブコールが かかります。
二人の連名アルバム 'Sarah Vaughan with Clifford Brown ' からは やはり コレ!

Sarah Vaughan / Lullaby Of Birdland 1954】




そして、またまた 1954年ですが、ヘレン・メリルの名盤というか、
もう これを知らない人は まず 居ないだろうという、(好き・嫌いは別として)
'Helen Merrill with Clifford Brown' を 録音。その中からは、やはり コレですわな。

Helen Merrill / You'd Be So Nice To Come Home To (1954)】 




1955年になり、ようやく 初のリーダーアルバムになる 真っ赤なジャケットの
'Clifford Brown with Strings' をリリース。好みの問題ですが、
私は このアルバムは あまり 好きではないので、このブログでは 華麗にスルー。


1955年のアルバムでは、なんといっても 'Study In Brown' が 素晴らしいです。
その中からは、なんとなく 懐かしいメロディーラインの "Cherokee" を どうぞー。

Clifford Brown & Max Roach Quintet / Cherokee (1955)】

Clifford Brown(tp) Harold Land(ts)
Richie Powell(pf) George Morrow(b) Max Roach(ds)




1956年 6月 26日、クリフォード・ブラウンは、一緒に活動をしていた
リッチー・パウエル(バド・パウエルの弟)と共に、自動車事故で 亡くなります。
運転していた リッチーの妻 ナンシーも 死亡。ペンシルバニア州での 出来事でした。


そして、クリフォード・ブラウンの 2枚目にして 最後の リーダーアルバム
'Clifford Brown Memorial Album' が リリースされます。

※ 記録によると、録音自体は 1953年に 行われていたらしいです。

そのアルバムの中から、'Easy Living'(邦題:気ままな暮らし)を どうぞ。

Clifford Brown Sextet / Easy Living (1956)】

Clifford Brown(tp) Gigi Gryce(as) Charlie Rouse(ts)
John Lewis(pf) Percy Heath(b) Art Blakey(ds)




サックス奏者 Benny Golson(ベニー・ゴルゾン)は、クリフォード・ブラウンの
25歳という若さでの死を痛み、1957年に "I Remember Clifford" を作曲し、追悼しています。

その "I Remember Clifford" で、本日の クリフォード・ブラウン特集を締めたいと思います。

同じトランペット奏者として、フレディーが 渾身のソロを 捧げている、
1984年の アート・ブレイキー & ジャズメッセンジャーズの ライブを お楽しみください。

(単に フレディーが 聴きたいだけちゃうんかいと・・・)

Freddie Hubbard / I Remember Clifford (1984)】 

Art Blakey and the All Star Jazz Messengers
(Benny Golson、Curtis Fuller、Walter Davis Jr、 Buster Williams)




こうして 毎年、春になると 瞬き煌いて消えていく 美しい流れ星のような
クリフォード・ブラウンを 思い出すのです。

"Joy Spring"、永遠の名曲です。


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"ケニー某"シリーズ、第四弾ですが、残念ながら(?)この方に関しては、
「ケニーなんとかの人」と 名前を忘れられることは まず ありません。

Kenny Dorham (ケニー・ドーハム) 1924年 テキサス州生まれ

どうして 同じ ケニーでも なんとか になる人と なんとかに ならない人が居るのか、
私なりに 考えてみたのですが、やはり「ドーハム」だからでしょう。

ドーハム → ドーハムッ! → ドォォォォォォォォハムゥゥゥゥゥッ!

なんとなく 他の三名様に比べると インパクトがあるじゃないですか、ねぇ?

まぁ、真面目に答えるならば、彼は ジャズ トランペット奏者なのですが、
プレイヤーとしての 技術面では、他に 上手い方は それなりに居るのですが、
彼には、大傑作の ジャズ スタンダード "Blue Bossa" という 代表作があるのと、
もうひとつは、Afro-Cuban Jazz という、新しいジャンルを 立ち上げたという
誰にも 真似する事のできない 輝かしい功績を残しているからでしょう。


まずは、その代表作 "Blue Bossa" から 聴いていただきたいのですが、
その初出は ご本人リーダーのアルバムではなく、何故か
ジョー・ヘンダーソンの 1963年のアルバム 'Page One' になります。

Joe Henderson / Blue Bossa (1963)】

Kenny Dorham(tp) Joe Henderson(ts)
McCoy Tyner(pf) Butch Warren(b) Pete La Roca(ds)



ケニー・ドーハムと ジョー・ヘンダーソンは 公私共に 仲が良かったそうで、
お互いのアルバムに 頻繁に 参加し合っています。


続いては、年代は前後しますが、ケニー・ドーハムの名盤
1959年のアルバム 'Quiet Kenny' を ご紹介します。

このアルバムに収録されている曲 全てにおいて、トミー・フラナガンも光ってますし、
ポール・チェンバースも冴えているのですが、なんといっても アートテイラーが 実に 良く、
何度 聴いても飽きる事のない「買って損はないっ!」と 断言できる作品に仕上がっています。

その中から、代表曲 "Lotus Blossom" を どうぞー。

Kenny Dorham / Lotus Blossom (1959)】

Kenny Dorham(tp) Tommy Flanagan(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(ds)




そして、ケニー・ドーハム 1957年のリーダーアルバム 'Jazz Contrasts' は、
ハードバップ期に活躍した 豪華なメンバーでの セッションという雰囲気で、
ソニー・ロリンズが ご機嫌なグルーブを 聴かせてくれます。
いや、主役は もちろん ケニー・ドーハムなんですが、かなり 軽快なサウンドです。

そのアルバム 'Jazz Contrasts' からは、"La Villa" を どうぞー。

Kenny Dorham / La Villa (1957)】

Kenny Dorham(tp) Sonny Rollins(ts) 
Hank Jones(pf) Oscar Pettiford(b) Max Roach(ds)




そして、1961年のアルバム 'Whistle Stop' では、
前回 特集した 「ケニーなんとかの人」と共演しているのですが、
これもまた メンバーを見ただけで よだれものの アルバムです。

このアルバムからは、ブルージーな "Buffalo" を どうぞー。

Kenny Dorham / Buffalo (1961)】

Kenny Dorham(tp) Hank Mobley(ts)
Kenny Drew(pf) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds)



「ケニーなんとかの人」が 良い仕事をしてますねー。
ただ、残念なのは 太鼓が ちっとばっか 重いところかなぁ・・・。


そして、1963年のリーダーアルバム 'Una Mas' も ケニー・ドーハムの代表作として
よく挙げられていますので、その中からは "Straight Ahead" を どうぞー。

Kenny Dorham / Straight Ahead (1963)】

Kenny Dorham(tp) Joe Henderson(ts)
Herbie Hancock(pf) Butch Warren(b) Tony Williams(ds)



ジョー・ヘンダーソンのソロの時に、思わず 手拍子してしまってる
ケニー・ドーハムが これまた 格好良い。ただの手拍子なんだけどなー?
それにしても、ハービー・ハンコックは 染まらない人だなw


そして、ケニー・ドーハム特集としては 別に 飛ばしても良かったのだけど、
独断と偏見で ねじ込む理由は、「私が 一番好きなアルバムだから」 という、
1964年のリーダーアルバム 'Trompeta Toccata' から、"The Fox" を どうぞー。

Kenny Dorham / The Fox (1964)】

Kenny Dorham(tp) Joe Henderson(ts)
Tommy Flanagan(pf) Richard Davis(b) Albert Heath(ds)



何が 好きって、その ジャケット!(ヲイw)
アルバム内の演奏としては、全員が 全体的に 雑なんですが、
そこら辺も含めて、いい感じなんじゃないかなと。


というわけで、本日の締めは、冒頭でも述べましたが、
アフロ キューバン ジャズの金字塔、1955年のアルバム 'AFRO-CUBAN' から、
ノリノリの "Minor's Holiday" を どうぞー。

Kenny Dorham / Minor's Holiday 1955】

Kenny Dorham(tp) J.J Johnson(tb) Hank Mobley(ts) Cecil Payne(bs)
Horace Silver(p) Oscar Pettiford(b) Art Blakey(ds)
Carlos "Patato" Valdes(conga) Richie Goldberg(cowbell)



分厚いサウンドだなー。


ケニー・ドーハムのアルバムには はずれがありません。

まぁ、本来ならば それが 当たり前でないといけない はずですが、
ミュージシャンも人間ですから 自分の音楽性に 迷ったり、薬でべろんべろんになったり、
いろいろありーので、昔の 一発録音(セッション式同時録音)だと、
演奏に ムラがでたりしてしまうので、はずれも 仕方ないことなのかもしれません。

逆に、お互いが触発されまくって 想像以上の良い作品に仕上がることも おおいにあるので、
今の時代だと、良いところだけを コピペして 一曲仕上げることも可能ですが、
やはり、ジャズは 一発録音が良いと思うのです。

テイク1、テイク2など 同じ曲だけど アドリブやアレンジ等が違う曲が
一枚のアルバムに収録されたり、別アルバムに収録されたりするので
同じ曲を 聞き比べたりするのも 楽しいものです。


というわけで、ここまでのおさらい。

「ケニーなんとかのギターの人」→ケニー・バレル
「ケニーなんとかの移住した旅三部作の人」→ケニー・ドリュー
「ケニーなんとかのギターと間違われる人」→ケニー・バロン
「ケニー・ドーハム」→ケニー・ドーハム

えー、何気に 昨日 間違って 下書き を 公開してしまったので、
既に 今後が ネタバレしていますが、残り 数名になりましたので
もう 少々 お付き合いのほど、よろしくお願いします。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
2009-10-29 の記事 子供には本物を! で、ちょこっと ご紹介した
ジャズ トランペットの Wynton Marsalis (ウィントン・マルサリス)を
改めて ばばーんと ご紹介します。

そろそろ 節分らしいので、きっと、縁起が良いに違いない
"マルサリスの丸かじり" という嗜好です。

Wynton Marsalis は、1961年 ニューオリンズ生まれ。
父親、兄ともに ジャズミュージシャンで、17歳で NYの ジュリアード音楽院に進学し、
18歳で、アート・ブレイキーに認められ、ジャズ・メッセンジャーズに加入。
その後、ハービー・ハンコックと共演するなど、在学中からバリバリのプロ活動。

ジャズだけでなく、クラシックでも ソリスト(?)として活動し、
「トランペットのことなら ジャンル問わず まかせておけ!」状態。
今も NYだけでなく、世界各地で 演奏活動をなさっています。


というわけで、まずは、NYのライブハウスでの映像を どうぞ。
気軽にジャズを楽しむ雰囲気が とてもよく伝わる動画だと思います。

【Wynton Marsalis / What Is This Thing Called Love?】



ウィントン・マルサリスという ビッグネームのライブなのに、
とっても あったかい雰囲気が 良いですね~。
「ジャズって 怖くないんだよー。楽しいんだよー。」
という メッセージが こめられているような 気がします。


続いては、ちょっと お洒落をして ジャズのコンサートを聴きに行く
という、あらたまった雰囲気の動画です。
アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ のコンサート映像です。

【Wynton Marsalis / My Ship】




枯葉をご紹介するのは 何回目なんだろうか・・・。
あの DIVA サラ・ヴォーンのぶっとんだ枯葉に、Wynton Marsalis が加わります。
エンディングのバトルが 素晴らしい!

【Sarah Vaughan / Autumn Leaves】



もう、サラ・ヴォーン 可愛過ぎる! 大好きっ!


続いては、ジャズではなく クラシックのソリストとしてのマルサリス。
クラシックのことには 全く詳しくないのですが、
超絶技巧で、素晴らしい演奏だというとこは解ります!

【Wynton Marsalis with Boston Pops Orchestra / Carnival Of Venice】




ジャズに戻って、しかも デューク・エリントンサウンド
なんとなく ほっとする スウィングジャズです。

【Wynton Marsalis and the Lincoln Center Jazz Orchestra / Portrait of Louis Armstrong】




本日の締めの動画は、サウンドが なんとなく 懐かしく 古き良き時代のジャズ、
タイトルも 正しく "Back To Basics" という、名演奏を どうぞー。

【Wynton Marsalis / Back To Basics】



ぷわぷわぷわぷわっぷわぁ~ん。


ウィントン・マルサリス の丸かじり、いかがでしたでしょうか。
きっと 今年一年、無病息災 商売繁盛 家庭円満 間違いなしです!


でもって、おまけ動画。
今日も 誰かの誕生日。

【Happy Birthday】




こんな素敵な音楽で、自分の誕生日をお祝いされてみたいものです。
さて、今日も一日 頑張りますかっ!

テーマ:YouTube動画 - ジャンル:音楽
前回、一番好きなジャズ ピアニストの パパイヤ鈴木 Gene Harris をご紹介したので、
今回は、調子に乗って 一番好きな ジャズ トランペッターの紹介をさせていただきます。

その前に、ジャズボーカルなのに 何故 ジャズボーカルの紹介が少ないのか?と
疑問に感じている方も多いかと思うので、その辺の心理を説明しておくと、
単に、アドリブ(スキャット)をコピー、そう ズバリ盗んでいる部分が多いので、
まぁ、このフレーズはここからいただきましたの、と ババーンと開き直ってもいいんだけど、
それならば、やはり オリジナルの方がいいんじゃないか ということにもなるので、
もうちょっと 自分の中で こなれてからにしよっかな、という いやしい性格からなのです。

このコピーの作業は、ボーカルに限らず、ギターやベースやピアノなどのソロを
ひたすら何度も聴いて、譜面に起こして、アナライズするわけなんですが、
 ※この作業は、理論の勉強に並行して、ジャズミュージシャンなら 誰でもしてるはずで、
   ロック等における完コピでバンド演奏するというのとは意味合いが違います。
正直、今挙げた3つの楽器は、重音が出せるので、ボーカルのソロに持っていきにくいんです。

「"トゥラリラ ルリラ デュラリラ デュリラ ジャーン!" あ・・・ 和音でねぇ・・・」 みたいな。

それでも、音使いの勉強にはなるので コピーはするんですけど、
だから、トランペット、サックス、トロンボーンとか 管楽器のコピーをメインにするようにしていて、
同じトランペットでも、やはり 好き嫌い(正しくは 好き と 大好き)があって、
上手さはともかくとして(確実に他によく歌う人はいます)、一番好きなトランペット として、
本日は、Freddie Hubbard (1938/4/7生~2008/12/29没) を ご紹介します!

まぁ、実は めっちゃ追っかけをやってたくらい 本当に好きで、
彼のレコード(リード・参加問わず)は、ひたすら 集め 擦り切れるくらい聴いて
コピーしまくりました!盗みまくりましたとも!(ババーン!)

何故好きか? というところは、やはり パパイヤ鈴木 Gene Harris と同じで、
熱いソウルを感じるから、という、音楽性以上のものに惹かれてるみたいです。
で、ピアノと違って 息継ぎ(ブレス)しないといけないわけですが、
そのブレスの間が 仕方も含め、なんとも 格好いいんです。

まぁ、ゴタクはこれくらいにして、とりあえず やたらめったら ゴージャズなメンバーの
こちらの動画から はじめることにしましょう。

【Herbie Hancock / Cantelope Island】

Herbie Hancock (Pf) Freddie Hubbard (Tp)
Joe Henderson (Ts) Ron Carter (B) Tony Williams(Ds)




もうひとつ彼の好きなところは、バップ全盛の頃でも、テーマ(オリジナルの譜面)を
本当に 一音一音 大切にしていて、作曲者に敬意を表しているところです。
スタンダードでも、きっちり ほぼ譜面通りに それでいて その中でも
「俺 フレディー」みたいな主張しているところが、私の尊敬する部分です。

【Freddie Hubbard / The Night Has a Thousand Eyes】 ※Freddieのソロ後で切れます




そして、1970年にリリースされた "Red Clay" というアルバムの中から、
タイトルにもなった Red Clay を。("Red Clay" は買って損はないってほどの名盤っす!)

【Freddie Hubbard / Red Clay】 ※ベースソロの途中で切れます




そして 最後に、Mt.Fuji Jazz Festival (1986) における Misty の歴史に残る名演奏。

【Freddie Hubbard / Misty】



これは、永久保存したい!というか、した!
彼がここで弾いているのは フリューゲル ホルン というもので、
普通のトランペットより音が丸く優しく吹きにくいらしいです。

本当は、70年代の猛烈な吹きまくり演奏シリーズも もっとご紹介したかったのだけど、
(熱狂できるキレのある超絶演奏は、むしろ 70年代のものに多い)
80年代の落ち着いたというか、余裕のある演奏もいいなー と思ったので。

いやぁ~、ジャズって本当にいいものですねぇ~。
大好きだ。うん。

テーマ:YouTube動画 - ジャンル:音楽
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