かなり楽しく歌います

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いやぁ~、蒸し暑い日が続いてますね。

湿気にも弱いけれど、暑さには もっと 弱い 元プリンセスな私(誰!?)は、
このところ、再び 布団の住民化しつつあります。
もうね、くたり具合が 腐りかけのもやし みたいになってるんですよ。

さて、こんな気分の時は、この方の 澄み切ったジャズは いかがでしょう。

Blue Mitchell(ブルー・ミッチェル) 1930年 マイアミ フロリダ州生まれ

本名は、リチャード・ミッチェルといいますが、トランペットを始めた
高校時代には、既に 「ブルー」と 呼ばれていたようです。

高校卒業後、プロのミュージシャンとして 活動をしていたところ、
キャノンボール・アダレイに 見初められ、1958年には 共演し
リバーサイドレーベル にて アルバムを録音しています。

そして、同年、ピアノの ホレイス・シルバー・クインテットに加入し、
ジャズミュージシャンとして 本格的なキャリアを スタートさせます。

彼の面白いところは、そのジャズミュージシャンとしてのキャリアが始まった
1958年、初のリーダー作を 録音しているのですが、
そのタイトルが 'Big 6' (ババーン!)

いやぁ~、新人、そして リーダーデビューにして 'BIG' ですからね。

自信もあったのでしょうし、大きな夢もあったのでしょうし、
なにより 若かったということもあるでしょう。

その昔、俳優の吉田栄作が アメリカへ 修行へ行く時に
「ジャンボになって 帰ってきます。」と にこやかに 言って 去ったらしいです。

・・・関係ないっすね。

ということで、前置きは これくらいにして 彼の音を 聴いていただきたいのですが、
今回の順番は 年代を追って ではなく、私が 聴きたい順 ということで。

まずは、1960年のリーダー作 'Blue's Moods' を ご紹介します。

このアルバムには、'Big 6' で 共演した ウィントン・ケリー と、
まかせて 安心、ベースのサム・ジョーンズ が 参加しています。

ブルー・ミッチェルは 帝王マイルスのような カリスマ性も ありませんし、
華のあるスタープレイヤー というタイプでもありません。

ですので、このアルバムも そういう意味では ガッツリ感もありませんし、
ゴリゴリ感も 全く ないのですが、「ジャズのコンボとは こうあるべきだ」という
お手本のような バランスの良い アルバムに仕上がっています。

悪く言うと、面白みに欠ける、はじけてない、新しさがない のですが、
音の素直さ、心地よいスウィング感、フレーズの素晴らしさには、耳を奪われます。

お勧めなのか お勧めしてないのか わからないコメントになりましたが、
私は、購入して 損はない と 断言できますよっ!

このアルバムからは、どこか懐かしい "I'll Close My Eyes" を どうぞー。

Blue Mitchell / I'll Close My Eyes (1960)】

Blue Mitchell(tp)
Wynton Kelly(pf) Sam Jones(b) Roy Brooks(ds)



なんていうんでしょう、この安心感? みたいなもの。
危険な香りがする異性に 魅力を感じていたけれど、実際付き合ってみると
疲れきって、優しくて暖かい家庭的な相手と 結婚しました、みたいな。


さて、ホレイス・シルバー・クインテットを 脱退した後、
1964年から 新人の チック・コリアを ピアノに迎え 自己のクインテットを結成し、
約5年に渡り 活動し、その間 7枚のアルバムをリリースしているのですが、
その中からは 1964年のアルバム 'The Thing To Do' を。

このアルバムは、ブルーノートレーベルらしい ジャケットで、
お部屋のインテリアとしても お薦めです。(いやいやいやいやwwwww)

このアルバムも、アンサンブルのお手本のような仕上がりになっおり、
いたって 普通のジャズアルバムではあるのですが、
実は 何気に 皆さん 小技を きかせまくっているので、
大変 聴き応えのある作品だと思います。

名盤扱いは 残念ながら されていませんが、何度も何度も 聴きたくなる、
そして 聴いていて 疲れない、そんな アルバムから
タイトルにもなりました "The Thing To Do" を どうぞー。

Blue Mitchell / The Thing To Do (1964)】

Blue Mitchell(tp) Junior Cook(ts)
Chick Corea(pf) Gene Taylor(b) Aloysius Foster(ds)



「普通」に 特化すると 凄いんだなー と。
・・・ って これまた わけのわからない 表現ですよね。すみません。


ここで、一曲 バラードを。

1959年のアルバム 'Blue Soul' には "Polka Dots And Moonbeams" という、
テナーと ボーンの入った素晴らしいバラードが 収録されていますが、
そのアルバムからは、"Park Avenue Petite" を。

Blue Mitchell / Park Avenue Petite (1959)】

Blue Mitchell(tp) Curtis Fuller(tb) Jimmy Heath(ts)
Wynton Kelly(pf) Sam Jones(b) Philly Joe Jones(ds)



ウィントン・ケリーのソロに 思わず、う~ん・・・ と 唸ってしまいました。
こういうことを 普通に出来るって 凄いな~ と。


自己クインテット前身となる 1962年のアルバム 'The Cup Bearers' では、
テナーとの 素晴らしいアンサンブルが 聴く事ができます。
その中で 秀逸なのが 一曲目に収められた こちらの "Turquoise" です。

Blue Mitchell / Turquoise (1962)】 

Blue Mitchell(tp) Junior Cook(ts)
Cedar Walton(pf) Gene Taylor(b) Roy Brooks(ds)



個人的には、ロイ・ブルックスのドラムが 非常に好みです。
地味とか 言わないでくださいよー。


ちょっと ここで 雰囲気を変えましょう。
晩年といっても 彼は 若くでなくなっているので、
ファンキーで ノリノリな作品が 多く残っているのですが、
その中から とっても 懐かしいサウンドは いかがでしょう。

1973年には、'The Last Tango = Blues' という、ディスコサウンドを前面に押した
アルバムが リリースされていますが、("Last Tango In Paris" が 収録されています)
同年リリースされた 'Graffiti Blues' から、"Dorado" を どうぞー。

Blue Mitchell / Dorado (1973)】



他のジャンルの音楽から ジャズに転向という方は 多いのですが、
彼の中に流れる、ソウルミュージックへの想い というのは
特別な何かが あったのでしょうね。
とても 丁寧に 吹いてらっしゃるなー と 感じました。


さて、本日の締めは、冒頭でもご紹介しましたが、
1964年の ジャズのお手本アルバム 'The Things To Do' の中から。

一曲目に 収録されています、明るく楽しい "Fungii Mama" を どうぞー。

Blue Mitchell / Fungii Mama (1964)】

Blue Mitchell(tp) Junior Cook(ts)
Chick Corea(pf) Gene Taylor(b) Aloysius Foster(ds)




ブルー・ミッチェルは、1972年頃より ソウル・ファンク・ロックのアルバムに
多数参加していますが、最晩年には やはり ジャズのアルバムをリリースしています。
そして、1979年、ロスアンゼルスの病院で、肺がんにて 他界。 49歳でした。

人々から愛される最大の理由は、彼の「普通さ」にあったのかもしれません。

高級レストランより、近所の定食屋。
サーロインステーキより、肉じゃが みたいな。

毎日のように、何度も食べても 飽きがこない「普遍さ」が、
彼の素晴らしさなんだろうなー と思います。


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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
コメント
ジャズの普遍さと不器用さ
 お久しぶりにコメントします♪
ジャズを聴いていて飽きないというのは、確かにそのフレーズの普遍性にあるとは思います。
ただ、普遍性だけでは受けないのも、またジャズなんですよね…

 ジョニー・グリフィンのような、めちゃ速いフレーズも、
 ジャッキー・マクリーンのような、つんのめる様な独特の味も、

 個性とともに普遍性ですね…

 まさに、ジャズ程、聴き手と奏者を選ぶ音楽は無いなと、最近つくづく思うのでした…
2010/07/23(金) 10:47:17 | URL | Johnny Shaman #-[ 編集 ]
Re: ジャズの普遍さと不器用さ

>>Johnny Shaman様

いつも ご訪問いただきまして、誠に ありがとうございます。
返信が 大変 遅くなり申し訳ありませんでした。

その辺りが 長年 物凄く 悩んでいるところですねー。
普通に、普遍性のあるものを このまま 突き進めていったほうが良いのか、
やはり、創造性と 奇抜さを求めて 極めるべく挑戦してみるか。

結局は、自分の能力もありますが、腹を決める=覚悟 が 一番の問題だろうなと。
それがないと、どっちつかずの 中途半端なものになりますもんね。

コメント、ありがとうございました!
これからも どうぞ よろしくお願いします☆
2010/08/04(水) 03:43:58 | URL | Miwa De Luca #-[ 編集 ]
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